[ ちゃんとやります! ]

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    常識的な目線で考える2 エンターティナーは修行僧であってはいけない

    kobayashi  2012年5月24日(木曜日) 08:15  
    シリーズ的なヤツの2回目。1を踏まえて書いているところもあるので、興味のある方はこちらを。

    さて、タイトルの通りなのだが、「人に何らかの感動を与えるエンターティナーが、(例えそれが自身のパフォーマンスの完成度についてであっても)自分の悩みで鬱々としてばかりいる」というのが良いことなのか?という話。

    今回も結論から言えば、そういう風に芝居に取り組んでいると見受けられる人の芝居は、まず見に行かない方がいい。
    プロのものでも、素人のものでも。

    これに関しても、一般的には誤解があるように思う。

    「芝居って、なんか演出家が怒鳴ったりして、役者は罵倒に耐えながら『ストイック』に内面を見つめ、芝居つくりをしている」みたいな。

    ここで、常識的に考えて見ましょう。

    今回はたとえ話も不要。もう一度、上記のような状況を具体的にイメージして、冷静に判断してください。

    そんな環境で創っているエンターテインメント作品を、観たいと思いますか?

    社長が毎日社員を罵倒し叱咤している会社から、グーグルのような新しい発想が出てくるとは、思えないのではないか?

    まあ、ジョブスのような例もあるので一概には言えないとは思う。彼のような天才がトップであれば、そのやり方でも成功はあるのだろううが、忘れてはいけないのは、どこの世界も天才なんてそんなにいない、ということだ。

    だから多くの場合はプレイヤーが自由に発想できる組織の方が強い、というのは大枠で異論はないと思う。

    ビジネスでさえそうで、ましてやプレイヤーの発散するエネルギーが、観客に直接に影響を与えるライブエンターテインメントなら、なおさらだ。

    一つ一つの細かい演技や、そのための技術習得(そもそも「演技」の世界に大した技術などないのだが)にばかり拘泥し、悩み、しかも演出家にそのことについて常に罵倒されるので委縮し…
    そんな役者の「パフォーマンス」が、どのくらい「人の心を動かす」ことができるかは、細かく検証する必要もないだろう。

    確かに「芸」というものは「細部に宿る」というのは確かだが、そこばかりに目を向けさせる演出家(マネージャー)は、能力が高いと言えない。

    「顧客満足を上げて、その結果として収益を上げる」ことが命題のプロジェクトマネージャーが、ビジネス構築自体ができていない段階で、細かい書類の書き方にこだわり、その担当社員を不必要に酷使していて、一事が万事従業員に対してそんなことばかりやっていて、組織のモラールは下がるばかり…。

    そういうビジネスが成功すると思えるだろうか、ということである。そして、繰り返しになるが、ゴールは「お客様を感動させること」なのだから。

    「今度芝居やるんで観に来てください」と誰かに言われる。何かの折に「(芝居やっていて)楽しい?」というようなことを聞いてみる。

    ここで、その人が「難しいです」とか「きついです」とか、マイナスな返答を、謙遜とかでなくてマジでするようなら、まず見に行かない方がいい。

    さて、Evaは役者の才能を意味もなくスポイルするような環境を、なるべく排除しようという方針でやってきた。

    指導すべきところはするが、不必要に怒鳴ったりなどは、まずない。

    一番身近なステークホルダーが楽しめないモノを、お客様が楽しめるわけがない、という方針でやっている。


    だから、観に来てください。

    また、いきなりの論理の飛躍で宣伝。

    関わる全員の自由な発想でふくらんで、よりステキな作品になっていってます。

    ぜひ見にいらしてください。

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